KSEC 独立行政法人国立高等専門学校機構 サイバーセキュリティ人材育成事業

主な活動

人材イメージとカリキュラムの作成

高専の卒業生が活躍すると想定される職種を考慮し、習得すべきスキルを検討します。検討の結果に基づき、全分野の学生、情報系学科の学生それぞれを対象としたスキルマップを整備します。そしてサイバーセキュリティを学ぶためのモデルコアカリキュラムを構築していきます。また、カリキュラムを実現するためのシラバスの整理を行います。

教材の作成と全国高専への展開

すべての学生がセキュリティの基礎を学ぶための基本的な教材から、情報技術をより深く学ぶ情報系学生向けの教材、また、情報系でない分野に進む学生の専門分野に合わせた教材など、多様な教材を開発しています。全国の国立高専からアクセスできるK-SEC教材サイトでは、教材の紹介のほか、教材とモデルコアカリキュラム(MCC)の対応や教材を活用した教育実践の紹介等を行っています。

セキュリティ演習教材の導入

サイバーセキュリティの必要性を実感してもらうために、実践を模した演習教材の導入を進めています。実際に近い情報システムに対する攻撃、防御を行うことができるサイバーレンジ教材、産業分野におけるサイバーセキュリティを実践的に学習できるPLC制御システム教材など、多様な演習教材を提供しています。

セキュリティ演習拠点の整備

各ブロックでのサイバーセキュリティ教育の拠点として、拠点校と協力校、あわせて10校にセキュリティ演習環境の整備を行いました。これらの演習環境を活用した授業・課外活動、イベント等を通して、サイバーセキュリティ教育と人材育成の重要性を発信していきます。


〈学生対象〉コンテスト、高度人材育成講座等の開催

高専で身につけた情報科学の知識やサイバーセキュリティの技術を活かすことができる高専セキュリティコンテストを毎年開催しています。高専セキュコンの最優秀チームは、セキュリティコンテスト日本大会の出場権を獲得できます。また、長期休暇期間を利用した合宿形式での高度人材育成講座やオンライン講習会等を企画し、学生のスキルアップを支援しています。

〈教員対象〉講習会、ワークショップの開催

企業で活躍する実務家教員による特別演習の様子を参観できる授業見学会のほか、情報系分野だけでなく、他の専門分野の教員もサイバーセキュリティ教育を授業に取り入れることができるよう、教材の活用を支援する勉強会や授業見学会を行っています。また、全国の教職員を対象にしたサイバーセキュリティ意識を啓発するための講演や、教育現場で役立つ内容を紹介するワークショップを開催しています。

セキュリティに関するコミュニティ形成

質の高いサイバーセキュリティ教育の継続と教員同士の連携の活発化を目指して、教員等育成プロジェクト参加教職員を中心としたコミュニティ形成に取り組んでいます。また、高専セキュリティコンテストや学習イベント等を通して、学生同士の活発な交流を図っています。


セキュリティ関連外部組織との連携

セキュリティ知識を身につけた高専生、また高度なセキュリティ技術を身につけた人材の育成のために、企業、大学、公的機関等の外部組織との連携を進めています。外部組織の支援を得た講習会やコンテストの開催、インターンシップの実施などを積極的に行い、また、学生が習得すべき知識やスキルについての整理も進めます。